献湯祭
(11月を除く毎月23日) 午後12時30分より

当神社では毎月23日午後12時30分より
献湯神楽(けんとうかぐら)という神事を執り行っております
この神事では浪速神楽の式目の内にある「湯立」という神楽を奉奏します
お湯は煎じる・溶かして飲むなど薬と深い関係があり
そのお湯を神に奉納することで人々の健康と道修町の薬品業界が
無事役目を成し遂げられるよう祈ります
実際、神社に残っている「献湯簿」には大正6年から当神社で
献湯神楽が執り行われていたという記録が残っています
献湯神楽は、太鼓を叩いて式の始まりを神にお知らせします
巫女は拝殿前に据え置いた熱湯の入った湯釜を御幣で祓い
鈴と御幣を持って舞います
更に塩で祓い、湯釜にお米とお酒を注いで湯櫃(ゆひつ・桶)に汲み
神職に取り次いで神前に供えます
神職は、本殿で崇敬者の家運隆昌・健康祈願のため「献湯奉加帳」により
各社の社名・氏名を読みながら祝詞を奏上します
巫女は舞衣を脱いで、襷(たすき)掛けの白衣白袴姿で
薬効があるといわれる五葉笹の束を両手で持ち
太鼓の音に合わせながら、大きくお湯を跳ね上げて撒き散らします

その後、赤い袴姿の巫女が「式神楽(しきかぐら)」を舞います
神事終了後は、御神酒が振る舞われ、「湯立」で用いたお湯は
「湯花(ゆばな)」として、ご自由にお持ち帰りいただいております
「湯花」は、お清めしたい場所に撒いていただく(お風呂場・お手洗い等)か
または、お風呂の湯船に入れていただいても結構です
ただし、直接飲むことはお勧めしておりません
出来ますれば、毎月23日の献湯祭に一年間お参りされ
満願成就されますことをお勧めします
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献湯祭の花詞の御札と
満願成就祭(12月23日)について
毎年11月22日・23日の神農祭で張子の虎(神虎)を一体お求めいただき
翌月12月23日から翌年10月23日まで献湯祭で花詞の御札を授与いたします
願意をご記入し、12枚すべて神虎に付けていただきます
翌年11月22日・23日の神農祭の時にその神虎を神社受付にて示していただくと
翌月12月23日の満願成就の申込用紙をお渡しします
12月23日献湯祭当日(午後1時〜午後1時半)申込用紙を提示していただき
神社拝殿にて満願成就の御祈祷を受けていただきます
御祈祷終了後、満願成就の証の御札を授与致します
尚、花詞の御札は23日以外でも神社社務所にて承っております(1枚200円)
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